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草木染めプロジェクトday3【タンパク処理】

心が折れそうになった糊落としが無事に完了。
今日は、【草木染め工程2.タンパク処理】を行います。

2.1 アイロンがけ

ノリを落とし、乾かした布。
染めムラを防ぐため、アイロンがけをします。

cloth
bag

アイロンがけは好きな方(ハンカチに限り)ですが、バッグは生地が厚いので少し苦労します。

2.2 豆乳液に浸ける

cloth, water, soy milk

豆乳1に対し、水1を袋に入れ、豆乳液を作ります。
私は豆乳2ℓ:水2ℓにしました。

soy milk
飲めるものをこのように使ってしまい、ごめんなさい。

大豆のご汁だったら罪悪感ないと思いますが。
これ以上作業が増えると心が折れてしまう可能性があったため、豆乳を使用させていただきました。
プロジェクトが大きくなってきたら山梨県身延町の特産品「あけぼの大豆」のご汁でやれたら素敵だろうな。と思います。

cloth, soy milk

 そこに布を入れてよく染み込むようにたまに袋を転がしたりひっくり返したり揉んだりして30分おきます。
 袋に入れて浸すのは、全体的にタンパク質を行き渡せやすいです。
 他の情報ではみなさん経験者なのでこのへんの細かいところは書かれていませんでした。
 知らなかったらきっと、たらいに入れて浸していたかも。
 なんて効率的!師匠すごいです!

2.3陰干し

30分経ったら液が垂れない程度に優しく絞って陰干しします。
染め物の私の師匠曰く、ここは変色してしまうので陰干し!とのこと。

cloth
液が垂れない程度に絞る

ここで、元養蚕の古民家構造が力を発揮してくれます。
干す場所は2階。しきりや壁が無いワンフロア。昔、ここの床全体で養蚕をしていました。
風通しが良く、ほどよく日陰。そして万が一液が垂れてもちょっとくらいなら平気な床です。

cloth

以上の工程を数回に分けて行いました。

bag, soy milk
これはバッグを浸けています。漬物みたい。

全て漬け終わり、最終的にはこんなかんじ。

cloth, bag

明日は晴れの予報。いよいよ染めの作業を行う予定ですが、一つだけ準備をしておきます。

4.1ミョウバン液

ミョウバンを熱湯に溶かし、一晩置きます。
私はミョウバン10gに200mlの熱湯で溶かしました。

water, alum
ミョウバン10g、熱湯200mlです。
alum water
乳白色の液体になりました。時間が経つと片栗粉みたいに下に沈んでいます。

 夕方3時。山間なのでそろそろ日が暮れます。今日の作業はタンパク処理。以上。
1日でできちゃうだろうと安易な考えをしていました。アンポンタンでした。

 古民家再生プロジェクトの方は、今日はホウキではくことのみ。
余計な家財道具全部を片付けることと、先週とったはずの蜘蛛の巣が復活していたのを見て、途方にくれる思いをしたのでした。

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