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jiiik蚤の市

空き家再生できっと一番大変なコト

ハコが空っぽ、もしくはそのハコと何も関係がない からスタートの場合、
さあ!やっちゃうぞ!と気持ち的に順調に始められると思うのですが、
そうではない場合、
”片付け”という作業にはすごく苦労すると思います。

お金をかけて業者に頼む。
知り合いに呼びかける。
SNSを通して不特定多数の方に呼びかけてみる。

いろいろ方法はあって、その方法をした方がきっと早いに決まっています。

でも、なかなかそういうことにもまだ手が出せない現実。

私のご先祖様が代々使ってきた大切な家、そしてモノ。
処分する判断が簡単にできない。

例えば
遺影や仏壇。
曾祖父ちゃんがもらった賞状。
私が小さいときの絵や作文。
でっかい蜂の巣
写真
昔家で冠婚葬祭をやっていたときの大量すぎる食器。

もし他人に掃除をお願いしたとして
「これどうしますか?」に対応できない絶対の自信がある。


最近少しずつ片付けをしていますが、毎度毎度、
「これどーしよっかなー」
とフリーズしてしまう日々です。

蚤の市

脳と身体がフリーズしながらも片付けがちょっと進んできた春のある日。
空き家近くの桜が綺麗で、そこを訪れに来ていただいた方についでに寄っていただけたらと思い、
蚤の市を開催してみました。

本来ならお飲み物でも振る舞いたいところでしたが
感染症対策のことを考え、それは控えました。
来年は”桜祭り”として大々的に楽しくやりたいです。

ただゴミとしての処分はできないけど
もしも誰かに使ってもらい、そのモノが別の場所で活きるのであればすごくうれしい。

膨大な数のモノたちを一つ一つ綺麗にするのもなかなか大変な作業。
でもどうか、一つでも多く誰かの元へ旅立ち、活きますように。


桜が咲いている間だけの開店。
たくさんの方にお立ち寄りいただき、
たくさんのご意見とたくさんの出会いがありました。そしてモノたちの旅立ち。

普段話す機会のないご近所の方々にもご親切にお声がけいただき、楽しかったな。

そうそう。こういう場所をつくりたい。


家はまだトイレが使える状態ではありません。
中にはトイレを目的にお越しいただいた方もいらっしゃいました。
申し訳なく思うと共に、早くなんとかできたらいいのに。。と思ったのでした。
そして、当たり前に使えているもののありがたみを改めて感じました。
(防災の勉強会で聞いたことですが、人間生き伸びていくために必要なのは、水とトイレだそうです。)

今回の売り上げはもちろん全額空き家の改修に使います。
トイレを直せる金額にはまだ程遠いけど。。
ちょっとずつ、私のできることから。

今回お越しくださいました皆様に心からの感謝を。
牧丘の3rd houseオープンまでもう少しお時間ください。



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