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草木染めプロジェクトDay2【糊落とし】

糊を落としたいだけなのに。
なかなか落ちてくれない生地の”ノリ”。まさかの作業2日目です。

1.1 【前田源商店さんのハギレ】糊落とし

前田源商店さんのハギレ。
扱いやすさ最優秀賞あげたいくらい。

2回煮ただけでも大丈夫かと思いましたが、念のためもう一度10分煮ることにしました。

cotton cloth

水は透明度キープ(茶色く見えるのは鍋の色です)。水質もサラサラのまま。
10分煮たら絞って乾かします。

1.1【市販トートバッグ】糊落とし

bag

10分煮ては濯いで絞るを繰り返すことすでに4回行いました。
染め物の師匠が教えてくれたのは10分×2回。
4回繰り返したのは、絞ったときに手にヌルヌルとした感触があり、糊が落ちている様子がなかったからです。
あー、もう、糊付きぬのヤダ。

水の色は透明なんですが、まだ少しとろみがあるようにも見えます。

1.1【市販トートバッグ】糊落とし 文明の力

 師匠に糊が落ちないことを相談すると、
 「私は今までオーガニックコットンしかやったことなくて。こんなに落ちないの見たことない。ここ大事な作業だから頑張って落としてね!」とのこと。
 憎き、強豪なトートバッグの糊め。

 ガスボンベも残り少なくなり、手も痛いし、いい加減心折れました。
「中性洗剤と熱湯で洗う」という、文明の力に頼ることにしました。

wash

中性洗剤適当と熱湯を布が浸るくらい入れ、30分放置です。

wash

仕上げにあわあわにして洗ってやりました。なんか、アニメで出てきそうな画になりました。

あとは濯いで絞るのですが、心折れていたので洗濯機にも頼ることに。
濯ぎと脱水をしてもらいました。ありがとう洗濯機。

2日かけてようやく糊落とし完了しました。

前田源商店さんのオーガニックコットン生地は10分×2回の作業でいけましたが、
市販のトートバッグはなかなかの強敵。
前田さんが「ウチのは前処理が楽だと思うよ」とおっしゃってた意味がわかりました。

次回は晴れた日に「タンパク処理」をします。

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